【特集】吹奏楽難読曲名セレクション(この曲なんと読む?)vol.2

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吹奏楽コンクールで人気の自由曲や、定期演奏会などのコンサートで多く演奏される曲。世の中にはたくさんの吹奏楽曲があります。なかには読むのが難しい曲名も……。小中学生にとっては難しい漢字や、大人でも読むのが難しい漢字が使われている吹奏楽曲を集めてみました。この曲なんと読む?……あなたは全部読むことができるか!?

第1問

神様の名前です。樽屋雅徳の曲『阿曇磯良』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「阿曇磯良」
あずみのいそら

阿曇磯良あずみのいそら

阿曇磯良あずみのいそらは、日本書紀に登場する海の神様。海の満ち引きを自由に操ることができるとされています。福岡市には阿曇磯良にゆかりのある志賀海しかうみ神社があります。

吹奏楽の「阿曇磯良」には、2016年に出版された「通常版」と、これを元にカットが施された「2022年改訂版」があります。

第2問

長生淳の曲『昂揚の漣』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「昂揚の漣」
こうようのさざなみ

昂揚こうようさざなみ

昂揚こうようは、精神や気分が高まり強くなること。さざなみは、こまかく立つ波。

この曲は、ソナタ形式を下敷きにして古典的な曲の名残が展開していきます。作曲者は、曲想として「気分が沸き立つところ、そこへむかってぞわじわと波が押し寄せてくるような」と述べています。

第3問

有名な昔話です。樽屋雅徳の曲『白磁の月の輝宮夜』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「白磁の月の輝宮夜」
はくじのつきのかぐや

白磁はくじつき輝宮夜かぐや

輝宮夜かぐやの名のとおり、「かぐや姫」伝説を題材としています。千葉県立総合幕張高等学校の委嘱作品。白磁はくじは、白い素地に透明または半透明の釉薬うわぐすりをかけた磁器です。

第4問

コンクールの自由曲として人気です。中島愛生の曲『科戸の鵲巣ー吹奏楽のための祝典序曲』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「科戸の鵲巣-吹奏楽のための祝典序曲」
しなとのじゃくそう-すいそうがくのためのしゅくてんじょきょく

科戸しなと鵲巣じゃくそう吹奏楽すいそうがくのための祝典序曲しゅくてんじょきょく

科戸しなととは、風の起こる場所という意味。鵲巣じゃくそうは、カササギの巣のこと。「鵲巣じゃくそう風の起こる所を知る」ということわざがあります。カササギはその年の風の具合を予見して巣を作る本能があると言われています。転じて、動物の行動からいろんなことを予測できるという意味です。

この曲は2004年の陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱作品。曲中にもカササギの鳴き声が登場します。

第5問

田村修平の曲『遙遠の海〜アウロラを求めて〜』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「遙遠の海〜アウロラを求めて〜」
ようえんのうみ〜あうろらをもとめて〜

遙遠ようえんうみ〜アウロラをもとめて〜

遙遠ようえんは、はるか遠いこと。副題の「アウロラ」は、ローマ神話に登場するあけぼのの女神の名前です。ばら色の肌、ブロンドの美女とされ、太陽神アポロンの妹です。作曲者自身は「本作は直接ローマ神話との関わりは深くなく」と述べており、「アウロラ」という言葉の美しさに惹かれて副題に添えたそうです。

2015年の北見市立東陵中学校吹奏楽部の委嘱作品。

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