【特集】吹奏楽難読曲名セレクション(この曲なんと読む?)vol.3

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吹奏楽コンクールで人気の自由曲や、定期演奏会などのコンサートで多く演奏される曲。世の中にはたくさんの吹奏楽曲があります。なかには読むのが難しい曲名も……。小中学生にとっては難しい漢字や、大人でも読むのが難しい漢字が使われている吹奏楽曲を集めてみました。この曲なんと読む?……あなたは全部読むことができるか!?

第1問

阿部勇一の曲『黎明のエスキース』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「黎明のエスキース」
れいめいのえすきーす

黎明れいめいのエスキース

黎明れいめい」とは夜明けを意味します。「エスキース」は絵画などの作品を制作するための着想や構想、構図などを描きとめた下書きのこと。

2017年大津シンフォニックバンド委嘱作品。大政奉還から150年の節目の年に、「明治」という激動の時代と、それを逞しく生き抜いた先人たちへの敬意を込めて作曲されました。

第2問

中島愛生の曲『彩雲の螺旋 吹奏楽のための』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「彩雲の螺旋 吹奏楽のための」
さいうんのらせん すいそうがくのための

彩雲さいうん螺旋らせん 吹奏楽すいそうがくのための

彩雲は仏教の世界において吉事の前触れとされる5色の雲のこと。この曲は、陽に照らされることで様々な色に輝く雲に、それぞれの輝きを放つスクール・バンドを重ねて作られた作品です。

2012年の明浄学院高等学校吹奏楽部委嘱作品。

第3問

櫛田胅之扶の曲『華音櫻來』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「華音櫻來」
かのんおうらい

華音櫻來かのんおうらい

この曲は悠久の歴史を感じさせる古都、京都が舞台となり、御所での優雅な宴や町衆の活気あふれる祭りの情景を描いています。

第4問

鈴木英史の曲『「鳳凰」~仁愛鳥譜』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「鳳凰〜仁愛鳥譜」
ほうおう〜じんあいちょうふ

鳳凰ほうおう」〜仁愛鳥譜じんあいちょうふ

「鳳凰」とは、古代中国の神話上の霊鳥。日本においても吉兆的なシンボルとして親しまれています。

この曲は2004年の大津シンフォニックバンド委嘱作品で、「愛」をテーマとした連作「ライフ・ヴァリエーションズ〜生命と愛の歌」(浜松交響吹奏楽団委嘱)、「カントゥス・ソナーレ」(創価グロリア吹奏楽団委嘱)の第3作目として書かれ、この3曲で「愛の3部作」を形成しています。

第5問

樽屋雅徳の曲『飛龍の鵠』。この曲なんと読む?

この曲なんと読む?「飛龍の鵠」
ひりゅうのくぐい

飛龍ひりゅうくぐい

くぐいとは、弓の的の中心を指す言葉。作曲者によると「英雄を意味する『飛龍』、弓の的や目的を意味する『鵠』をかけ合わせて、明治の偉人たちが見ていた未来、すなわち『先見の名がある偉人たちの的』という意味を込め」たそうです。明治の文明開化により西洋の文化が取り入れられていく日本の姿が描かれています。

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