【特集】初めての吹奏楽鑑賞〜ルールとマナーを確認しよう〜

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今年も吹奏楽の季節がやってきました。福岡県では、6月の各地区吹奏楽祭を皮切りに、7月〜8月の吹奏楽コンクール、9月〜11月の高文祭吹奏楽部門、12月のアンサンブルコンテストと続いていきます。

初めて吹奏楽部に入った生徒の皆さん、子どもがこの春から吹奏楽を始めたという保護者の皆さんにとっては、初めて音楽ホールで演奏を鑑賞するといった方もいらっしゃると思います。

初めて吹奏楽の大会を鑑賞する方に向けて、ホール鑑賞のルールとマナーを紹介します。比較的自由度の高い、定期演奏会の鑑賞とは違ったルールやマナーがありますので、ぜひチェックしておきましょう。

※ここに掲載しているものは、福岡吹奏楽連盟福岡県吹奏楽連盟九州吹奏楽連盟主催のコンサートに適用されているものをまとめています。他地区ではルールが異なる場合があります。詳しくは吹奏楽部顧問の先生や、当該地区の吹奏楽連盟に確認してみてください。

吹奏楽鑑賞のルールとマナー

飲食禁止

飲食禁止

映画館と違い、コンサートホールでは飲食禁止です。客席で何かを食べたり飲んだりすることはできません。

水分補給等をしたいときは、客席の外に出て、ホワイエ(ロビー)で行いましょう。

禁煙

禁煙

館内は禁煙です。紙タバコや電子タバコを含めて、一切の喫煙はできません。喫煙室も設置されていないことがあります。

客席での携帯電話・ゲーム機使用禁止

携帯電話使用禁止

再三にわたり係員から注意されるのがこの項目。団体入れ替え時を含めて、客席で携帯電話や携帯ゲーム機等を使用することはできません

演奏中は客電が消され、客席が暗くなります。そんななかで、携帯電話や携帯ゲーム機などの電子機器の液晶画面の明かりがあると、審査や鑑賞の妨げになります。奏者にとっても、演奏に集中できなくなることがあります。

また、演奏以外の音が鳴ってしまうと、これも審査や鑑賞の妨げになります。マナーモードにしていたとしても、バイブレーション機能の振動音で審査や鑑賞の妨げになることがあります。携帯電話の電源は切りましょう。

定期演奏会の場合は主催者がそこまで厳しく禁止していないことがありますが、コンクール等ではくれぐれも厳禁です。

録音・録画・写真撮影禁止

撮影禁止

会場内では録音・録画・写真撮影はできません。著作権や肖像権を守るためです。

客席に限らず、ホワイエ(ロビー)などでも写真撮影はできません。これは出演者の肖像権を守るためです。演奏が終わったあとのわが子と記念撮影をしたい気持ちになるかもしれませんが、館内では写真撮影はできないので注意しましょう。

写真や動画は、吹奏楽連盟が委託した業者さんから購入することになります。

福岡吹奏楽連盟・福岡県吹奏楽連盟・九州吹奏楽連盟の場合、大阪フォトサービスを通じて写真を購入することになります。写真は大会終了後約1か月後くらいに学校に案内が届きます。集合写真や演奏中の写真などがありますので、どの写真が欲しいか選んで、専用封筒にお金を入れて学校に提出します。学校が取りまとめて申し込みをします。後日、学校を通じて写真が届きます。大阪フォトサービスのホームページからネット注文も可能です。

映像は日本パルスブレーンミュージックを通じてDVDやブルーレイを購入することになります。会場に販売ブースが設置されている場合は、販売ブースで予約申し込みができます。また、学校を通じて申し込みもできます。学校を通じて申し込みをした方が、団体割引になるのでお得です。DVDやブルーレイは大会日から約1〜2か月後に届きます。

CDはブレーンミュージックスタジオミューを通じて購入します。CDは、演奏終了後30分程度でできあがるので、その場で買って帰ることができます。演奏前に予約しておくと購入がスムーズです。近年はダウンロード販売も行われています。ただし、大会の種類によってはCDを販売していない場合があります。

定期演奏会の場合は撮影や録音が許されている団体もありますが、コンクール等ではくれぐれも厳禁です。注意しておきましょう。

定期演奏会の写真撮影・ビデオ撮影は、当サイトの運営元・きらめきフォトサービスでも承っています。

演奏中は客席に入れない

コンサートホールの客席

客席に入れるのは、団体の入れ替え時のみです。演奏中は客席に入ることができません。演奏中に客席ドアが開くと、審査や鑑賞、演奏の妨げになることがあります。

客席に入れるのは、“曲の合間”ではなく、“団体の入れ替え時”のみです。吹奏楽祭やニューイヤーコンサートなどは1つの団体が2曲以上演奏することがありますが、この曲の合間では入場できません。コンクールでは、課題曲と自由曲が演奏されますが、課題曲と自由曲の合間では入場できません。

目的の団体を鑑賞したい場合は、1つ以上前の団体の演奏が終わったときに入場しましょう。客席のドアを開閉してくれるスタッフがいますので、スタッフの開け閉めにしたがって入場すればOKです。

未就学児は客席に入れない

未就学児

コンクールなどでは、就学前の子どもは客席に入ることができません。想定外のところで泣き出してしまうと、審査や鑑賞、演奏の妨げになってしまいます。

未就学児を連れている場合は、親子室で鑑賞しましょう。ただし、会場によっては親子室がないところもあるので注意が必要です。

荷物による座席確保禁止

荷物による座席確保禁止

荷物による座席の確保はできません

九州大会や全国大会になると指定席がありますが、地区大会や支部大会は自由席です。全団体を鑑賞する人もいれば、目的の団体1つだけを鑑賞する人もいます。客席には好きな時間に入れるので、頻繁にお客さんの入れ替えが発生します。そんななかで荷物による座席の確保はできないので注意しておきましょう。荷物による座席の確保がしてある場合は、係員が撤去する場合があります。

客席に楽器の持ち込みはできない

楽器の持ち込み禁止

基本的に、客席に楽器を持ち込むことはできません

吹奏楽で使用する楽器は、カバンのなかに入る小さなものから、一人で運ぶのはたいへんなくらい大きなものまであります。特に、大きな楽器は客席に持ち込むことはできません。災害時の動線の確保など安全面を考慮するためです。楽器は指定された楽器置き場に置きましょう(団体ごとに楽器を置ける時間帯が決まっています)。

ただし、分解して小さくできる次の楽器は、各自の手荷物カバンの中に入れることを条件に持ち込むことができます。

  • ピッコロ
  • フルート
  • オーボエ
  • E♭・B♭クラリネット

早すぎる拍手やブラボーに注意

拍手やブラボーのタイミングに注意

感動的で素晴らしい演奏を聴いた後、つい感情が高まって「ブラボー」と叫んだり、盛大な拍手を送りたくなることがあります。それ自体は問題ないのですが、そのタイミングがあまりに早すぎると、演奏者や周囲から白い目で見られることがあります。ときに、早すぎる“ブラボー”は「フライングブラボー」として嫌う人もいます。

演奏者や指揮者は、最後の1音の余韻までを音楽として奏でています。指揮者がタクトを降ろした後に拍手やブラボーを送るのが最適なタイミング。演奏終了後は指揮者が奏者を立たせるので、そのタイミングで拍手を送るのが間違いないです。音楽ホールならではの残響音を噛み締めながら、余韻までぜひお楽しみください。

ちなみに拍手をするタイミングは、演奏が始まる前と演奏が終わったあとの2回。演奏が始まる前に指揮者が一礼するので、拍手します。そして、演奏が終わった後にも拍手します。吹奏楽コンクールの場合、課題曲と自由曲の2曲が演奏されますが、課題曲の演奏が終わった後は拍手をしないので注意しましょう。拍手をするのは自由曲の演奏まで終わってからです。

ポップスの演奏では、指揮者や奏者が、お客さんに対して拍手を煽ることがあります。その際は音楽に合わせて手拍子をして一緒に盛り上がりましょう!また、ソロやソリが終わったあとに、奏者がお辞儀をすることがあるので、称賛の拍手を送りましょう!

ルールとマナーを守って鑑賞を

吹奏楽経験が長い人たちにとってはどれも当たり前のことですが、初めて吹奏楽を鑑賞する人にとっては意外なルールがあったかも。ルールとマナーを守って楽しく鑑賞しましょう!

●当サイトでは演奏会の内容やコンクール等の審査結果に関するお問い合わせには一切お答えできかねます。各演奏会の主催団体等にお問い合わせください。

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