【定演レポート】九産大九州高校「第33回定期演奏会」

定演レポート

2025年3月23日(日)に行われた九州産業大学付属九州高等学校「第33回定期演奏会」の様子をレポートします。

九産大九州高校「第33回定期演奏会」の会場ホワイエ
九産大九州高校「第33回定期演奏会」の会場ホワイエ

会場は福岡サンパレスホテル&ホール(福岡市)。福岡市地下鉄呉服町駅から徒歩約11分。JR博多駅からバスで約20分です。近くに西鉄バス「国際会議場サンパレス前」「国際センターサンパレス前」バス停があります。

福岡サンパレスホテル&ホール
福岡サンパレスホテル&ホール

開場前にはサンパレス前のスロープに行列ができ、ベイサイドプレイス方面へ伸びていました。定刻どおりに16:30に開場しました。ホワイエには吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストの賞状・トロフィーが展示されており、九州高校の輝かしい成績を感じることができます。そして、17:00に開演!

プログラムは次のとおりです。

第1部 シンフォニックステージ

  1. 鷲が舞うところ(作曲:S.ライニキー)
  2. 歌劇「トゥーランドット」より(作曲:G.プッチーニ/編曲:後藤洋)
  3. サクソフォン四重奏「サラトガ トレイル」(作曲:R.デュビュニョン)
  4. マーチ「メモリーズ・リフレイン」(作曲:伊藤士恩)
  5. ブリュッセル・レクイエム(作曲:B.アッペルモント)

第2部 ポップスステージ

  1. テンプター(作曲:星出尚志)
  2. 九高ヒットメドレー
    • 第ゼロ感/10-FEET
    • 愛のしるし/PUFFY
    • アイドル/YOASOBI
  3. 合唱「ふるさと」(作詞:小山薫堂/作曲:youth case)
  4. モリコーネ・パラダイス(作曲:E.モリコーネ)
  5. 合唱「心の瞳」(作詞:荒木とよひさ/作曲:三木たかし) 

アンコール

  1. 合唱「いのちの歌」(作詞:Miyabi/作曲:村松崇継)
  2. 銀河鉄道999(作曲:タケカワユキヒデ)
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第1部 シンフォニックステージ

1曲目は、「鷲が舞うところ」。九州高校といえばこの曲。躍動的なリズムが印象的で、他の学校でもコンサートのオープニングとして演奏されることが多い曲です。

2曲目は、「歌劇『トゥーランドット』より」。九州高校吹奏楽部のOB・OGとの合同ステージです。G.プッチーニのオペラ「トゥーランドット」の吹奏楽アレンジ。吹奏楽コンクールの自由曲としても多くの学校が演奏する人気の高い曲です。

3曲目は、サクソフォン四重奏「サラトガ トレイル」。2025年2月9日に宮崎市民文化ホール(宮崎市)で行われた「第50回九州アンサンブルコンテスト」(主催:九州吹奏楽連盟)で九州高校が演奏し、金賞を受賞した曲です。

4曲目は、2025年度吹奏楽コンクール課題曲Ⅲの「マーチ『メモリーズ・リフレイン』」。ゲーム音楽やポピュラー音楽の要素も取り入れらた、課題曲マーチです。

5曲目は、「ブリュッセル・レクイエム」。2024年8月25日に福岡サンパレスホテル&ホール(福岡市)で行われた「第69回九州吹奏楽コンクール」(主催:九州吹奏楽連盟)で九州高校が自由曲として演奏し、金賞を受賞した曲です。夏のコンクールよりもさらにパワーアップした演奏を披露してくれました。

以上、第Ⅰ部は約40分のステージでした。なお、曲間のMCは生徒が担当していました。

第2部 ポップスステージ

第Ⅱ部も引き続き、生徒MC。

第Ⅱ部の1曲目は、「テンプター」。シンフォニックジャズ&ポップスコンテストの課題曲として作曲された、ジャジーでポップな楽曲。奏者はカラフルなポンチョを着て演奏。ホリゾントの照明効果はもちろん、目潰しライトも使った派手な演出が観客を高揚させます。

2曲目は、「九高ヒットメドレー」と題したJ-POPのメドレー。「第ゼロ感」〜「愛のしるし」〜「アイドル」が演奏されました。

第ゼロ感」(10-FEET)は、映画「THE FIRST SLAM DUNK」の主題歌。曲中の「whoa, whoa」の部分を奏者と観客全員でコールして会場に一体感が生まれます。この「第ゼロ感」では、九州高校のチアリーディング部が登場。アクロバティックな技を披露してくれました。

愛のしるし」(PUFFY)は、90年代の曲ですが、近年は振り付け動画がTikTokで流行しています。2名の部員が同曲を歌いながら、客席まで降りて盛り上がりを煽っていました。

アイドル」(YOASOBI)は、アニメ「推しの子」の主題歌。4名の女子部員によるダンスと、4名の男子部員によるサイリウムを使った“ヲタ芸”。チアリーディング部も再び登場し、盛り上がりは最高潮に。

ノリノリのポップスメドレーで盛り上がったところで、3曲目は合唱「ふるさと」。嵐の楽曲ですが、「第80回NHK全国学校音楽コンクール」(2013年)の小学校の部の課題曲でもあります。ここでは九州高校近隣の中学校吹奏楽部が登場。香椎第1中学校、香椎第2中学校、香椎第3中学校、多々良中央中学校の中学生が、ピアノと吹奏楽の伴奏で高校生と一緒に歌っていました。総勢100名以上の大合唱です。ホリゾントには同曲の歌詞が表示されており、歌いながら手話でも表現していました。

会場が感動的な雰囲気に包まれたところで4曲目は、「モリコーネ・パラダイス」。ここでスペシャルゲストのサクソフォン奏者・蓼沼たでぬま雅紀まさき氏が登場。アルトサックスと吹奏楽によるコンチェルトを披露しました。同曲は、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」に流れる3つの旋律と、映画「アリバイ」の中で使われた「ベリンダ・メイ」という軽快な曲をメドレーにした作品です。

さて、この演奏会には3年生も参加しており、3年生にとっては最後のステージ。ここでステージ前列に3年生18名が並び、指揮者の先生から1人ずつ呼名がありました。ここからはホリゾントにステージの様子を映したリアリタイム映像が投影されています。最後の勇姿を飾る3年生の表情が、遠くからでもよくわかります。部長挨拶では、込み上げてくる涙を堪えながら、昨夏の吹奏楽コンクール九州大会で金賞ではあったものの、全国大会には手が届かなかったことの悔しさや、指揮者の先生への感謝など、3年間の想いが語られました。

そして、そのまま最後の曲へ。3年生による合唱、1・2年生による演奏で「心の瞳」を披露。この曲も手話を取り入れながら歌っていました。

会場が感動的な雰囲気に包まれたとこで観客からアンコール。

アンコールは、「いのちの歌」。感謝の気持ちを九州高校吹奏楽部が大切にしてきた歌で表現します。ピアノの伴奏で、部員全員で合唱していました。そしてこの歌でも手話を取り入れていました。

しっとりとした雰囲気のなか、このまま終わるはずもなく第2アンコールへ!吹奏楽の合奏隊形で歌っていましたので、そのまま楽器を持って立ったまま演奏開始。曲は「銀河鉄道999」です。軽い振り付けのパフォーマンスも取り入れながら、最後はノリノリで締めくくります。フィナーレでは客席に向かって銀テープが飛び出すキャノン砲特効で華やかに終演です。

以上、第Ⅱ部からアンコールまで約60分のステージ。
演奏会全体では約2時間のプログラムでした。

九州産業大学付属九州高等学校吹奏楽部は、吹奏楽コンクール九州大会に5大会連続で出場し、いずれも金賞を受賞。アンサンブルコンテストにおいても2年連続で九州大会に出場金賞を受賞しています。今、最も勢いのある私立高校です。これからも九州高校の活躍が楽しみです。

九州産業大学付属九州高等学校吹奏楽部のみなさん、楽しい演奏会をありがとうございました。

(参考文献)

  • 九州産業大学付属九州高等学校「第33回定期演奏会」パンフレット
  • ブレーンミュージック
  • アトリエ・エム
  • 九州吹奏楽連盟

パンフレット

定期演奏会のパンフレットは、演目の紹介はもちろんのこと、その学校の個性があふれています。
今回の九州産業大学付属九州高等学校「第33回定期演奏会」のパンフレットの内容はこちら!

九産大九州高校「第33回定期演奏会」のパンフレット表紙
九産大九州高校「第33回定期演奏会」のパンフレット表紙
  • A5サイズ
  • 中綴じ20ページ
  • フルカラー
表紙演奏会ポスターデザイン(パンフレット版)
P.1校長挨拶、ゲスト紹介
P.2プログラム
P.3令和6年度活動実績
P.4コンクール九州大会の写真
P.5Memories(写真集)
P.7 – P.10Members(パート紹介)
P.11 – P.12Graduating Members of 2025(3年生紹介)
P.13 – P.18広告
裏表紙広告、OB・OGメッセージ

●当サイトでは演奏会の内容やコンクール等の審査結果に関するお問い合わせには一切お答えできかねます。各演奏会の主催団体等にお問い合わせください。

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